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大学生の時にバイクで事故った09

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足の骨折って移動が出来ないのが辛い。入院中も後半は松葉杖で移動できるようになったがしばらくは、全く動けなかったわけだ。先に浣腸されちゃった患者さんのことを書いたが、私自身も、手術が終わるまでは、動けないでベットで用を足していたいたわけで、用が済んで看護婦さんを呼ぶのが辛かった。

ある日の夜、すでに消灯時間を過ぎ、うつらうつらしていた時、それは起こった。

”ジリリリリーン、ジリリリリーン、ジリリリリーン”

何事かと飛び起きて周りを見回す。しかし、聞こえるのはけたたましい警報の音だけ、周りの患者さんも起きて騒ぎはじめた。

「なんだ?何が起こった?」
「火災警報だ!」
「家事か!」
「家事だぞ!」

いわゆるパニックである。動き回れる患者さんが病室から飛び出していく!そのときの自分は・・・・動けないのである。

「え、何?何?なにぃーーーー?」

パニックである。これは怖い。何しろ、けたたましいサイレンがなる中、半身しか起き上がれないのだ。

”ヤバイ、どうする?手だけで移動できるのか?どうやって階段を下る?エレベーターは無理だろうな、病院で焼死は嫌だな、ああ、まだお見舞いでもらった馬刺し食ってないぞ!”

色んな想いが駆け巡る。

結局、火災報知器は誤報だという事が、飛び出していった患者さんの話で分る。しかし警報は鳴り止まない。鳴り始めて20分位して、やっと鳴り止んだのだが、その間一度も院内放送もなかった。

おかしいだろー?ちゃんと放送で「今のは誤報です」ってアナウンスするのが普通だろ!!頼むよ本当!

その間、見かけた唯一の病院関係者は、なぜかハンマーを片手に走り去っていく院長の姿・・・・。

やっぱ、おかしいよーーーー。

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