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気功師さんとの再会02

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 車の窓を開けると見慣れた気功師さんの顔がにこやかに笑っている。  

 「どうも。浅川さんご無沙汰しています。」  

私は車のドアを開け、外に出てお辞儀をしながら言った。

 「あ、どうも、お元気そうで何よりです。ご無沙汰していました。」

二人でうどん屋の暖簾をくぐり、半個室の席に座った。気功師さんから口を開いた。

 「いやあ、しばらくお会いできませんでしたが、お元気そうで何よりです。安定した波動を感じますので、安心しました。」
「そうですか。私も安心しました。」
「まずは注文しましょう。」
「そうですね。」  

 しばらくメニューを眺め私は天丼とうどんのセットを、気功師さんはカツ丼を注文した。しばしの沈黙の後、気功師さんから口を開いた。

 「実は、今回および立てしたのは、お会いできなかった間に、色々変化がありまして、私自身も戸惑っている部分があるのですが、いろんなことが分かったので、説明させていただきたいと思っての事です。」
「どんなことがあったんですか?」
「そうですね。全てを話すのは時間も掛かりますが、まず、ご報告しておきたいのは、以前お話した寂庵さんの事ですが、彼女はいまや神として上られました。」
「そうですか」
「もちろん、神になられたのですが、私の守護霊としての役目はそのまま負って頂けると言うことになりました。神の領域にはいった魂は、自己の分身を作れるようで、神としての存在と共に、私の守護霊としても動くことが可能だそうです。」
「なるほど。」
「その寂庵さんや他の神からも、祝福を受けまして、私も最後の試練を卒業することが出来、今では、以前分からなかった様々なことが分かるようになったんです。」
「それは素晴らしいですね。」

 先に天丼とうどんが届いたので、彼に断わりを入れうどんを啜りながら彼の言葉を続けて聞く事にした。

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