歯痛には負ける
普段、薬と言うものは基本的に一切飲まない。これは、東洋治療で体を直した経験から、そう決めている。
しかし、歯痛だけは我慢できない。
今日はパソコンのメンテナンス中に突然奥歯に痛みが走った。その直後から錐で刺すような痛みが始った。
「あ、いかん。これは痛い。わ、すごく痛い。あ、なんか作業が出来なくなってきた。エントラージュのDBの再構築にはオプションキーが・・・痛 い・・・。オプションキーを押しながら起動させて・・痛い・・・あれ、涙が出てきた。おかしい、目がかすむ。オプションキーを押しながら・・・あ、だめだ DBの再構築に失敗する・・・わ、何かで刺されているんじゃないか・・・オプオプオプ、オプションキーが痛い・・だめだ。思考が混濁している。あ、なんか 脳の中で自然に何かのホルモンが出ている感じがする。なんか、視野も変だ。」
立ち上がってみた。
「わ、なんか意識がおかしい。揺れている。ふわふわする。気持ちいいような気がするけどやっぱり痛い。こ、これは仕事にならない・・・。」
仕方なく、ふらついた足取りでメンテナンスを中断し、薬局に鎮静剤を買いに出た。急いで2錠飲む・・30分で嘘のように痛みが消える。メンテを続けて一段落してその場を離れることにした。
「なんだ、薬って利くなぁ。でも、この後、カジシン寄席(落語)だけど大丈夫かな?」
国際交流会館で行われたカジシン寄席では、立川談志さんの弟子の立川笑志さんが、カジシンさんの小説を原作に新作落語を披露し始めた。しかしである、やはり、また、痛みがぶり返してきた。
「やばい、また痛みが始った。だめだ、これはまずい。落語どころではないよ」
一緒に行ったゆみさんが言った。
「薬また飲めば大丈夫よ」
「いや、さっき規定の2錠飲んだばっかりだからな」
「大丈夫大丈夫」
もう一錠飲んだ。10分ほどすると随分痛みは緩和されてきた。しかし、おかしい。異常に眠い。だめだ、落語が耳から入ってこない。
あ、しょうしさんが、なにか おもしろいことを いっているな。いっているけど、なにが おもしろいのかな?みんなわらっているけど、きっとおも しろいのだな。裏バレエと闇エアロビってなんだ?たたかうのか?しかし、なんか、ねむいな。このまま微動だにしないで、ねるというのは、ぎょうぎがわる い。でも、ねたほうがいいかもしれない。家に帰るほうがいいかもしれない。でも、帰る前に寝るほうがいいかもしれない。
結局、何が何だか分からない。
そんなわけで、普段薬を飲まないと頭痛薬3錠でラリルということが判明した次第です。
車運転して自宅まで帰りましたが、普段はありえないほどの法廷速度遵守、安全運転でした。
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