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JPOP=Tweet?

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先日、町中で食事をしていて、有線放送らしきものから流れてくるJPOPの音楽を聞いていて思った。

「な、なんて直接的でひねりがない歌詞が多いのだろう?」

正直ちょっと呆れた。

本来、歌の歌詞はその時代を象徴した内容のものが多いが、その中で残っていくものは、普遍性と共に、他とは違う視点を持ちつつ、深層意識に語りかけてくるものであると思う。

その視点の転換が、他にはない共感を呼ぶのであって、それは極個人的内容であっても、その深層にある心に響くのだ。

しかし、現代の表現はSNS等によって、言葉の持つ深層の意味や二重性等が解体されつつあり、そこにあるのは、スピード感をベースとした分かりやすさが重要であって、消費されるべく猛スピードで単純化された言語が飛び交っている。

その中において、歌の歌詞も蒸溜され、洗練されるものではなく、小学生の作文レベルで、シチュエーションだけが存在し、表現というものは邪魔になっていく。

つまりは、これら歌詞は「詩」ではなく「ツイート」(つぶやき)なのだ。そこには何の装飾もいらない。なんのレトリックも必要としない。寂しいから「寂しい」と云う。好きだから「好き」という平面的世界があり、その投げかけに、リアルタイムに反応してリツイートするという行為は、MP3をiTuneストアから購入するという行為に相当するのだろう。

もちろんすべてのJPOPがそうだとは思わない、しかし、多分、JPOPを聞く年齢層も低年齢化して、その市場に敏感に反応した音楽業界が、これらの稚拙(すみません)な音楽にも陽の目を与えたと言えるかもかもしれない、

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