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地域コミュニティブランドサミット参加に関しての総括

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「インターネットシステムとSCB(地域コミュニティブランド)との類似点」

インターネットという情報システムが発達した要因の一つは、そのシステム全体における目的や方向を持たず、個々が自由に動ける事にある。つまり、インターネット自体はメディアに過ぎず、その中で何をするのも可能であった事から、参加者は、企業だろうが個人だろうが、横一列で参加可能なのだ。

そこから始まって、何が起きたかというと、最初は並列でつながっていたグリッド構造の中に、レイヤー(階層構造)が発生し、更には、レイヤー同士で連携する立体的な情報配信システムに発達していく。例えば、ツリー状のウェブサイトとは別にブログやFacebookなどがそれぞれ連携しているように、それらの繋がりは、点から、面となり、すでに立体的、有機的なシステムに進化している。

それでも、やはり、それらの基本は「個」であって「個」と「個」は組織化すると同時に拡大分散を繰り返しながら変化していく。

それに対して、これまでのシステムというのは、中央集権的ヒエラルキーシステムを基本としてトップダウンで情報とオーダーが降りてくる。これは、基本的にはシンプルな情報システムであり、全体のシステムが単純な場合には有効であった。

しかしながら、本来の生命体のシステムがそうであるように、多層構造を持っている場合にはその形式が通用しなくなる。現在の情報システムはすでに、その段階にあり、中央集権的システムでは柔軟に対応することが難しく、末端から、また、全体としてもほころびが見え始めている。

多くの会社組織は、中央集権的であって、それが貨幣経済を成り立たせ、会社としてのアイデンティティーを成立させ、「法人」という擬似人格を構成している。そのため、個人は「法人」のための歯車として組織化させる。

そこで、SCBは、法人を解体するのではなく、そこに、元々存在しているレイヤーとして構成要素を可視化し、アイデンティティーをマルチ化する試みでもある。

提唱者の星合先生は情報工学の先生であって、それが、地域おこしにも通じる活動をしている事に疑問を感じる人も居るかもしれない。しかし、元々PtoPの研究をされていた方であり、情報システムにおけるPtoPを発展させれば、現在の活動は当然の帰結となる。

つまり、情報システムにおける、「個」と「個」を直接つなぐ技術がPtoP(ピア・ツゥー・ピア)なのであって、SCBはその社会環境版なのだ。それは、先生の研究命題である「ブローカレス理論」に元がある。

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